子どものうちに矯正治療を受けるメリット

こんにちは！うえたに歯科です。

 

今回は、子どものうちに矯正治療を受けるメリットについてお話ししていきます。

夏休みに入ったら矯正治療を検討してみたい、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。永久歯に生え変わり始める時期に矯正治療を受けることは、生涯にわたりお口の健康を守るための様々なメリットがあります。

 

顎の骨の成長を促しながら歯並びを整えられる

出っ歯や受け口などの不正咬合は、上顎と下顎のどちらかだけが成長しすぎている、もしくは成長が不足していることが原因です。子どものうちに矯正治療を受けることで、顎の骨の成長をコントロールしながら上顎と下顎の位置関係を改善し、歯並びや噛み合わせを整えていくことができます。

 

口呼吸を改善できる

人は口を閉じて鼻で呼吸するのが通常ですが、様々な要因により口呼吸をする子どもが増えています。口呼吸は歯並びや噛み合わせに影響するだけでなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるため、なるべく早く改善していくことが大切です。お口まわりの筋肉や舌のトレーニングを並行していくことで、口呼吸を改善して本来の呼吸を取り戻しましょう。

 

比較的痛みが少ない

永久歯に生え変わり始める時期の顎の骨は、まだ成長段階です。完全に固まっていないため、大人になってから矯正治療を受けるよりも歯が動くときの痛みが比較的少なく、効果が現れるのも早い傾向にあると言われています。

 

むし歯や歯肉炎の予防になる

むし歯や歯肉炎の予防には、プラーク（歯垢）をしっかり除去することがとても大切です。歯並びに凹凸があると歯ブラシの毛先が届かない箇所ができてしまい、汚れが残ってしまいます。歯並びや噛み合わせが整うことで歯磨きがしやすくなり、お口の中を清潔に保ってむし歯や歯肉炎を予防することに繋がります。

 

抜歯をせずに矯正治療を行える場合もある

矯正治療というと歯を抜くイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、顎の骨が成長途中にある時期に矯正治療を行うことで歯を抜かずに矯正治療を行えるケースもあります。

 

まとめ

このように、永久歯に生え変わり始める時期に矯正治療を受けることは、生涯にわたりお口の健康を守るための様々なメリットがあります。お子さまの矯正治療にご興味のある方は、お気軽に当院までご相談ください。